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トラブルカフェシアター第10回公演『あの角を曲がれば』、リーディング公演『たった一つの願い事』の特設ブログです。稽古風景だったりスタッフの作業風景だったりは勿論、日常の出来事だったり雑談だったり、ありとあらゆる方面で絶賛更新中。
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1日ダラダラ過ごしてしまいました、なおこです。
皆様はどんな3連休をお過ごしですか?

気づけば、リーディング公演から1週間が経ちました。
ばたばたしていた1週間前とは打って変わり、今週はおだやかな日々でした。
でも、おだやかならおだやかで、あの忙しい日々が恋しくなったりもするのです。
人間というのはまずもって欲張りなものですね。

で、忘れないうちに、
せめて自分が出演した作品だけは、感想とかいろいろ書いておこうかと思います。


『たった一つの願い事 一日目』
ト書きを読みました。
感情を込めすぎてもいけないし、かといってずっと淡々としていてもよろしくないし。
フツーの芝居では、ト書きなんて読むことは無いから、感覚もよくつかめなかったりして。
でも、「あと、聴いている皆様が、頭の中でその情景を思い浮かべることができるように」ということだけは常に頭に置いていたつもりです。

『分析稼業』
他の作品に比べて、あまり稽古に時間を費やしていない気がします。
それはけっして「手を抜いている」とかそういうことではなくて。
この話は、南野主任と北田、つまり阿部菜摘と私とのコンビネーションが重要だと思うのですが、
そこは、ほら、新人公演(2007年4月)の稽古の頃からずっと一緒にいた私たちですからね。
でも実は、私が今回出演した4作品の中で、これがいちばん緊張しました。
他の人が読む『分析稼業』も聴いてみたい、という気持ちも実はあったりするのですが、
でもやっぱり、許されるなら、私はずっと北田でいたいと思うのですよ。

『たった一つの願い事 二十日目』
他人の不幸を嬉しそうに電話で友達(?)に報告する女の役でした。
演出から「ものすごーくイヤな人っぽい感じにして」と言われておりましたので、
ここぞとばかりに楽しくやらせていただきました。
でもね...ダメよね、ああいうことしちゃ...。

『エール』
私は中学生の頃、「将来は、とにかく安定した職業に就こう」と思っていました。
別に仕事や人生自体に楽しさとかは求めず、とにかく喰いっぱぐれない職に就いて、
ほどよいところで結婚して、子供を産んで、その後は主婦になるもよし、仕事を続けるもよし、
まぁとにかく安定した人生こそが、平凡な人生こそが、もっとも尊いものだと思って生きていました。
どうしてそんなふうに思っていたのかは自分でもよくわかりませんが。
そんな状況でしたので、もし15年前の自分が今の自分を見たら、きっと落胆するのでしょう。
でも、もし自分が15年前の自分になにかを伝えられるのならば、
「15年後のアンタは、今のアンタが思っているような『幸せ』な状況じゃないかもしれないけど、それでも15年後の私は『幸せ』だよ」
って伝えると思います。
里佳子とある意味正反対な思いを抱いていた私が、里佳子の思いを読むというのは、なんとも不思議な感覚でしたが、この作品を読むことができてよかったと思っています。


なおこ@webmaster
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HN:
トラブルカフェシアター
性別:
非公開
自己紹介:
 「恋人をデートに誘えるお芝居」「ふらっと見に来れるお芝居」を創り続けるというコンセプトのもと、2000年12月に岩手県盛岡市で結成されたアマチュア劇団。現在も盛岡市を中心に精力的に活動中。
 映画で言うならハリウッド、漫画で言うなら少年ジャンプのように分かりやすく、熱く、面白い芝居。 ひょっとしたら貴方に息をつく暇さえ与えず、飲み込んでいくかもしれない。しかし、それこそがTCTが唯一できることであり、TCTにしかできないことだ。
 TCTは、貴方の概念を正々堂々看破し、これからもここ盛岡を中心に芝居をよりエンターテイメントとして確立していく。

 そう。私たちは貴方に、そして盛岡に挑戦し続けるのだ。
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